12月8日、静岡県富士宮市において公益財団法人 日本パラスポーツ協会 令和6年度地域におけるパラスポーツ振興事業 委託事業として卓球バレー指導者養成講習会・体験教室が開催されました。
 指導者として参加した斎門 豊さんが感想を寄せてくださいましたので掲載します。


 間近に大きな富士山が見える富士宮市総合福祉会館で実施しました。
 昨年静岡県磐田市で行われた同様の事業の体験会に参加された方が、今年は地元でも開催したいと企画されたものです。地域で普及されており嬉しい限りです。
 講習会参加者は、障がいを持つ方が中心でしたが座学の障がい者スポーツの歴史の部分では大きく頷き、コート設置実習では取付説明を見ながら悪戦苦闘されていました。競技の規則・ルールも大事ですが、このコート作りも事業の後参加者の方が普及活動を展開していく為に大切な実習です。
 体験会参加者も、肢体・聴覚・視覚など様々な障がいのある方と日頃支援されている方が中心でした。
 試合が始まると直ぐに大きな歓声や笑い声が会場内に響き渡りました。
 チームも障がいの種別ごとではなく、各障害の方が混成し、さらに支援も一緒の構成で展開しました。
 試合が始まると、チーム内で相手に気遣いしたプレーが見られましたが、アッというまに自分のプレーに必死となり、試合が進むとチーム連携プレーに進化していた事が印象的でした。
 この事は、まさに卓球バレーがユニバーサルスポーツとして成り立つ競技であることを証明してくたと思います。

福井県卓球バレー協会  斎門 豊

参加された皆さま
会場の準備や事業周知、当日のお手伝い等、ご協力いただきました富士宮市身体障害者福祉会の皆さま
ありがとうございました(*^_^*)
指導者の皆さま、おつかれさまでした!
静岡県で卓球バレーの輪が広がると嬉しいです!